パラグアイ・ガラニーの人々の伝道便り 第17便
2023年(令和5年)
新年明けましておめでとうございます。
昨年度も皆さまに大変にお世話になりました。お陰様にて昨年度まで約3年余り、ガラニーの人々の伝道に関わる事が出来ました。
その間、あちこちのガラニーの村々を廻り、セミナーを開催したり、藁葺き屋根の集会所を設立したり各々の村の教会の発展の為に歩みました。
500年前にイエズス会の宣教師がガラニー族と共に建設したユートピアが150年間続きました。
ガラニー戦争により破壊され宣教師も追放されました。残酷な歴史に翻弄されて来たガラニー族の歴史が今日でも社会から取り残された民族として存在しています。
真のご父母様は「南米に新しい希望農場、理想自然文化村を建設しなさい。」というミッションをNM(国家メシア)に与えられLedaに派遣されました。
ガラニー族とイエズス会宣教師が果そうとした夢を20年間Ledaで経験した魚の養殖、農業、牧畜等を生かし、本年度より、是迄原理教育を受けた優秀な青年、学生を中心に、かって150年前の北海道も蝦夷地に来られた米国の清教徒であるクラーク博士が叫んだ「青年よ大志を抱け!」をモットーに建設の一歩を具体的に進めて行きます。
日本、アメリカより語学、音楽、絵画、彫刻等の文化も教えて行きたいと考えております。
この1年も又、神さまのみ意によって成功されますように祈るものです。
今年度の皆さまのご健康とご安寧をお祈り申し上げます。
2023年1月1日 パラグアイにて 中田 実
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